昭和20年8月6日。史上始めての原子爆弾によって破壊された旧広島県産業奨励館の残骸である。原爆はこの建物のほぼ真上約600メートルの空中で爆発した。その1個の爆弾によって20万をこえる人々の生命が失われ、半径約2キロメートルにおよぶ市街地が廃墟と化した。
この建物は1915年に建てられ、設立当初は「広島県物産陳列館」と呼ばれていました。
ドームの前でピースしながらキャッキャ騒ぎながら撮影しているアホな日本人にはがっかり。
1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分17秒(日本時間)、アメリカ軍のB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」が、建物の西隣に位置する相生橋を投下目標として原子爆弾「リトルボーイ」を投下した。投下43秒後、爆弾は建物の東150メートル・上空約600メートルの地点(現島外科内科付近)で炸裂した。
この核攻撃により当時の広島市の人口35万人(推定)のうち9万 – 16万6千人が被爆から2 – 4か月以内に死亡したとされる。原爆投下後の入所被爆者も含め56万人が被爆したとされる。
相生橋。原爆投下の目印とされた場所です。爆心地は広島市細工町29-2の島病院(現:島外科内科)
猫が来た
重々しい気持ちになっていたら、猫ちゃんが来てくれました。
野良猫がのんびり歩いている姿は平和の証な感じ。
もうこういう悲惨な出来事がないようにしてほしい。
アクセス
原爆ドーム前駅から徒歩2分。
専用駐車場はありません。
「一日乗車乗船券」を利用しました。
宮島松大汽船も乗ることができて便利でした。大人840円、小児420円。