湯の峰温泉の公衆浴場向かって右隣に位置しています。
元々は江戸時代創業の老舗旅館。
2011年に発生した台風12号の影響で廃業した後、2015年に営業を再開しました。
館内は4階建てでエレベーターはなし。館内は結構広かったです。
お部屋
新館特別室。二間続きの広い和室でした。
全て6畳~12畳の和室。料金は部屋毎に異なりますが、週末やシーズンによる料金の違いはありません。
布団敷はセルフ。
洗面所・トイレなどは普通。「湯治場だから」との理由でテレビなし&冷蔵庫なし。
アクセサリー入れ。
お風呂上りは窓に腰かけてボケー。
目の前には「旅館あづまや」やバス停があります。温泉街を上から眺めるのは乙なもの。
温泉
先ずは内湯。熱すぎて入れない。
ボディソープやシャンプー類は備え付け。カランからの湯の出は悪かったです。
露天風呂は女性風呂のみ(男性は内湯だけですが女性客がいない時は入れるらしい)
大きな湯の花が舞っていて、とても良さそうだったのですが、ここも激熱。
ちょうど入ってきた白人の外国人も「おー熱い」で入れず。
続いて入ってきたアフリカぽい外国人も「まじ熱い」。
3人で共謀してホースを引っ張り出し加水。
しばらくして入りましたが本当に熱かった。
冗談抜きで50℃はあったんじゃないかな(ちなみに源泉は90℃以上)
尚、普段は「常に41.5℃から42.0℃に保っている」ようです。
たまたま温度調整し忘れたのか知らんけど疲れた
このことをスタッフに言ったのですが「湯の峰温泉は熱いものです」とかで薄笑い。
(これだから初めての人は困る)といった表情にも見えたので「公衆浴場にも入りましたけど」と言ったら少し焦っていました。イヤだねあーいう態度は。
日帰り入浴可
- 大人 600円
- 小学生以下 300円
- 幼児 100円
- 混雑時は不可
食事
外の景色を楽しみながら食事をすることができます。
料理は仕出し弁当。説明書きには「夕食(1200円税抜)・朝食(800円税抜)のワンプレートのお食事」としか書かれていませんでしたので、一瞬「は?」と思ってしまいました。
夕食
これに熱々のご飯とお吸い物。
瓶ビールを注文。
朝食
7時からでした。まあ美味しかったです。
感想
特に女性の露天風呂は湯の花いっぱいで良かったのですが、この日は熱くてホースで加水。妙に疲れました。
食事は仕出し弁当。「1泊2食付きで1万円ほど」なので納得できるのですが「食事は仕出し」と明記してほしい。いきなり弁当を出されると引くわ。
確かに、ワンプレートと言えばワンプレートだけど軽く騙された気分。
なんで書かないのかなー
そういうのって悪意しか感じない。
経営方針は良く言えば合理的な印象。
この界隈は料金が高めなので「安価で宿泊して雰囲気を味わいたい」場合におすすめ。1人客も泊まれます。
アクセスなど
無料の専用駐車場から徒歩3分
湯の峰温泉の駐車場の前、「民宿 あづまや」の奥の方にあります。
マイカーでない人はバスが便利
新宮駅、紀伊田辺駅からバスが出ています。
「旅館あづまや」前の「湯の峰温泉 バス停」で下車。バス時刻表はこちら
健脚人は「熊野古道 中辺路 赤城越コース」
発心門王子の辺りから赤木超分岐を通り、湯の峰温泉まで下っていきます。6.7km。所要時間は2時間。
- チェックイン 16:00
- チェックアウト 10:00