津波は怖い。気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館に行ってきました【旧気仙沼向洋高校】
2019年3月10日(日)にオープンしました。
2011年3月11日発生の東日本大震災による大津波とその後の大規模な火災は、死者1,152人(震災関連死を含む。)、行方不明者214人に上る最大級の悲劇を気仙沼市にもたらしました。公式サイト
東日本大震災により校舎、敷地が津波により甚大な被害に遭ったものの、震災時に学校にいた生徒・教職員は全員無事だった。Wikipedia
Contents
館内
料金は、大人600円/高校生400円/小・中300円。
暇そうなオッサンが受付の女性に軽く絡んでました。
まずはシアタールーム
お昼すぎでしたが「1」番。震災時、直後の映像を見ました。何回見ても怖い。
1階「破壊された校舎」
映像の後は、旧南校舎を自由に見学。
この惨劇に唖然。
ひえー
声出っ放し。
3階「津波で流されてきた車」
は?!
目の前の被災車両は、震災当時、気仙沼市内にある(株)オートショップ加藤が所有していました。同社に鈑金塗装を依頼した南三陸町の方に、台車として貸し出していたものでしたが、津波によって高さ約8メートルのこの場所まで流れつきました
え・・・
ブラウン管テレビなどもありました。
4階「津波到達地点」
錆びたレターケース
ここまで津波が来ました。
冷凍工場の追突跡
屋上「避難の行方」
屋上に出ます。
屋上に避難した教職員と工事関係者
避難した時の写真が残っています。
ご無事で何よりです。
屋内運動場
津波襲来時の屋内運動場
津波襲来時の中庭
向かいにある北校舎は1階廊下以外は入ることができません。
大津波に耐えた「秀の山像」と「龍の松」
校舎の周囲は現在も工事が続けられていました。
総合実習棟前「折り重なった車」
「引き波の通り道となり、流されてきた車がこの場所で引っかかって折り重なった」
引き波によって家屋も流されてきました。
屋内運動場と生徒会館
震災伝承館
「水を汲む少年」の写真が何とも言えませんでした。
10歳の男の子が朝・昼・夕方の1日3回、4リットルのペットボトル2本を運ぶ写真です。
津波到来時の動画
311忘れない FNN東日本大震災アーカイブ – YouTube
後書き
カーナビで来られる人は「気仙沼向洋高校(宮城県気仙沼市長磯牧通78)」で検索すると良いと思います。
後からツアー客がたくさん来ました。行くならやはり早めの方が静かに見れます。
帰り道で見かけたバス専用道路。以前は不通になった気仙沼線かと。
近くには岩井崎・お伊勢浜海水浴場がありました。