宮ノ下遺跡はすぐ近くを流れる石川の河岸段丘上に造られた平安時代から室町時代の集落遺跡です。
この移築された石組井戸は、調査区南西済で検出されました。
直径は約0.8m、深さは約2mありました。井戸の中には石組みに使われていたと考えられる石や大きな石が投棄されていました。石以外にも鎌倉時代の土器や破片が出土しました。
また、この時の調査では3基の井戸が検出されたことから良く水の湧く地域であったことが分かります。
結構ぽっかり空いています。まあ下の方は埋めているでしょうが。
すぐ隣には高向玄理公顕彰碑があります。