沖縄の人の気質と県民性。宮古島への移住は諦めました
まずは伊良部島の「佐和田 浜の店」というお店での出来事。
5分くらい待っていたのですが、その間、店員は他の客とずっと「どの天ぷらにするか」話していました。私のことは無視。見向きもしない。イライラしたので(←短気)買わないで帰りました。
こういう時、現地の人はどうするんでしょう?ただ待つの?何か言うんですか?

店員さんは通常、後ろに並んでいる人間に対し「少しお待ちください」「お待たせしました」といった気配り・声かけがあるものですが沖縄ではありませんでした(さすがにホテルの従業員はそんなことはなかったです)。
スーパーでも、値段が分からない商品があった時、レジの人は待っている私に対し何も言わず探しに行き、戻ってきても何の一言もありませんでした。めっちゃびっくり。
沖縄県民の特徴
マイペース
移住者に聞いてみたところ「並んでいる人に対し無視をした訳ではない」らしい。仮に、そのことに対し私が文句を言ったとしても全く気に留めず、「文句を言われた」という認識もないんだとか。
運転もマイペース
後続車におかまいなく20キロで走行する軽トラ。クラクションを鳴らすと「そんなに急いでどうしたの?何かあったの?」と心配してくる。そんな地域。
ストレスがない
娯楽がないので酒・たばこはやるけど、ストレスがないので長生き。
物欲がない
「物欲が本当にない」と聞きました。そんな生き方は羨ましいような…複雑。
男性は本当にのんびり
宮古島には捨て犬が多くいたのですが、宮古島温泉ホテルの女性従業員が上司ぽい男性に「犬がウロウロしてて大変なんです。危ないから何とかしてください」と言ったら、その男性はニコニコしていただけでした。
座っているだけ。ニコニコしているだけ。まさに「なんくるないさ~(何とかなるさ)」
テレビの海外特集などで「女性は働き、男性は1日ぐーたら」といった光景を見かけることがありますが、それに似たような印象を受けてしまいました。
プライバシーとは無縁
郷土愛に熱く、地域の繋がりが深く、しょっちゅう集まりがあります。これはどの地方でも同じですね。
移住は諦め
宮古島に移住した知人からお話を聞くことができました。実は、物件の購入を考えていたのですが諦めました(私が考えていたのは「季節限定の移住」)。
まずは土地が買えない
地元の人が土地を売ってくれない。もしくは、買える地域が決まっている。
上物が高い
台風があるので、コンクリートRC構造は必須。台風でいろいろ飛んでいくので物置もガレージも必要かも。何だかんだで本土の木造建築の倍はかかる。
それじゃ賃貸にしよう!
高いし空きがない。そもそも物件自体が少ない。
無事に土地を見つけて家も建てました!
でも何年経っても地元の人は「宮古島の人」だとは認めてくれません。その割には催し事などに駆り出されます。
物価が高い
車は必須。物価は高い(輸送費がかかる)
給料水準は低い
沖縄の最低時給は792円。ちなみに東京は1,013円。
仕事は?
そもそも就職は難しそう。アルバイトで細々と生計を立てるか、自分で事業を起こすしかないかも。
沖縄での就職採用の話なのですが、過去に本土出身の友人が面接で志望動機を答えたときに『どーせ沖縄に残りたいだけでしょ?』と一蹴されたらしいです。本土出身者を採用しない会社も数多く存在します。Yahoo!知恵袋
地方の怖さは知っている
とある地方で「車のナンバーが都会だった」という理由だけで、ものすごい嫌がらせを受けたことがあります。
これは憶測ですが「沖縄はもっと…じゃないかな」と不安なので、移住は忘れることにしました。
移住に向いていそうな人
良く言えば「順応性がある人」。悪く言えば「適当な人・能天気な人」かなと思いました。逆に、私のような神経質な人は完全移住は止めておいた方が無難かと。
Dr.コトー診療所が参考になる
鹿児島県の下甑島にて離島診療を行っていた医師をモデルに作成されたドラマです。主人公の医師を演じているのは吉岡秀隆さん。最近DVDを借りて拝見したのですが「内地差別が酷いなー」と思いました。
結局のところ医師だから(もちろん並々ならぬ努力があった訳ですが)最終的には島民に受け入れられました。しかし、何の取り柄もない人がひょっこり移住したら・・・
この点に関する興味深いサイト
宮古の人間は沖縄の人から恐れられていて、喧嘩になったら殺し合いは当たり前という風土だ。
特に排他的な土地で、新参者にはかなり難しいといえるだろう。
よそ者をとにかく嫌い、自分の島が一番だという誇りまであるので本当に厄介だ。
移住に適さない地域 – 沖縄の不都合な裏事情
最後に宮古島まもる君
宮古島まもる君。至るところにありましたが、運転していて撮れませんでしたのでWikipediaからお借りしました。
Paipateroma – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる