死後の通り道。恐山霊場の三途の川に行ってきました

死後、三途の川を渡ろうとすると、奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)が待ち構えています。

奪衣婆は三途の川までやってきた死者の服を剥ぎ取ります。

そして、懸衣翁が柳の枝に死者の服をかけて、その枝の垂れ具合で生前の悪行を推量します。

その後、ようやく三途の川を渡ることができます。死んだ後も大変ですね。

三途の川は宇曽利湖から流れる正津川。太鼓橋の先はあの世である霊界。
死者が暗闇でもあの世へ行けるよう、橋には白い布が巻かれてあります。

あいにく老朽化につき渡れず(確か子供の頃にココの上で撮影した写真があったような)

隣に植えられているこの柳の木で懸衣翁が悪行を推量するのでしょうか。

「死者の魂は恐山さ行ぐ」

この辺りには、生前の悪行により恐山へ行くに行けない霊が漂っているらしい。
旅の途中で「写真を撮ると写るから止めときなさい」と言われましたが結果はこの通り。なんも映らない。

ちなみに「死者の魂は恐山さ行ぐ」という教えは、東北一帯、中でも東北の東側で強く伝えられている印象を受けました。

「地獄の沙汰も金次第」ということわざの由来

その後、恐山菩提寺にいる閻魔大王の前で、地獄行きか天国行きかを言い渡されます。
でも、生前に悪いことをしても奪衣婆と懸衣翁に六文銭(約300円)を渡せば罪を償ったことになり橋を渡れたとかなんとか。

こういった言い伝えから「地獄の沙汰も金次第」ということわざが生まれました。

三途の川のアクセス

ここから恐山菩提寺までは650mあるので車の場合は一旦この辺りに停めて観光してから恐山へ。
バスの場合は「太鼓橋」バス停で降りると便利です。

テキストのコピーはできません。