どちらかというと「夕焼けとススキ」が人気ですが、あえて「太陽に照らされた白銀のススキ」を撮影してきました。
動画も撮りました。
曽爾高原
駐車場に車を停めて、ここから入ります。ここから先にはトイレはありません(後述)。
案内図。
入口付近にあるお地蔵さん「勘兵衛地蔵」。
地図がありました。先ほどの案内図よりこちらの方が分かりやすい。
亀山峠の標高は900mと近く、整備されているので行きやすいですが、倶留尊山へ続く二本ボソへの道は険しく入山料がかかります(参照サイトインドアが行く山旅)
「わーすごいー」と思わず声が出ました。前にあるのはお亀池と亀山。
前方、左手にある階段を上ると亀山峠に行けます。
お亀池にもススキがいっぱい。曽爾高原湧水群であり「平成の名水百選」にも選ばれています。
池といっても湿原なのでススキだらけ。ヨシの原生地となっていて、暖かい時期にはサワヒヨドリ、サワギキョウ、ウメバチソウなどの植物を見ることができます。
山の斜面に沿って、ススキがびっちり。
太陽の光に照らされたススキがとてもきれい。
お亀池を反時計周りし、早くもここで休憩。
曽爾高原ファームガーデンで買ったパンでランチ。美味しかった!
広がる青い空。
見晴らしが良くてずっとここに居たい気分。
それでは亀山山頂へ…
と言いたいですが、手すりもないこの急な階段で、極度の高所恐怖症の私には無理でした。
冷や汗をかきながら、どうにか中腹まで。
腰が引けつつも登って良かった。曽爾高原の全景が良く分かります。
3月の頭に山焼きが行われ(日にちは奈良県観光[公式サイト]、曽爾村観光協会のブログ等でご確認を)、暖かい時期になると一面が緑になります。
先ほどランチした場所が見えました。
美しすぎてシャッターが止まらん。
眩しく輝くススキはダイヤモンドのよう。
お亀池を一周。
秋ですし、紅葉を背景に。
夕焼けが人気
「夕焼けと黄金色に輝くススキ」
平日でも早い人だと15時から場所取りを始めますので、駐車場の空きがない場合もあります。それこそ、休日は早くから行かないと難しいかと。シーズン中の休日は81号名張曽爾線は渋滞となることもあるようです。
服装
石がゴロゴロしていますし、亀山への階段は急なのでスニーカーや登山靴がおすすめ。登山ファッションの人が多かったです。日陰がないので帽子は必須。持って行かなかったので日焼けしました…車椅子はちょっと厳しいかも。
水曜日はお休み
水曜日は最寄の曽爾高原ファームガーデンは全面休業。日帰り温泉「亀の湯」もお休み。曽爾高原にはお店も自販機もありませんので、買っていった方が良いですね。
曽爾高原山灯り
お亀池周辺が約200本の灯籠の灯りでライトアップされます。ライトアップと言っても元々は夜は真っ暗になる所。懐中電灯があった方が無難。2019年は9月14日〜11月24日でした。来年以降の日程は奈良県観光[公式サイト]からご確認ください。
駐車場とトイレ
野口駐車場のみ。
普通車800円。バイク200円。「高い」と思いましたが曽爾高原の入場料はありませんので込みとして考えると安い。
ここから2.5kmのところにある曽爾高原ファームガーデンの駐車場は無料ですが、結構急な上り坂が続きます。トイレは駐車場の横を下るとあります。汲み取りタイプ。高原入口の先にはトイレはありません。
アクセス
車
ナビで「曽爾高原」に直行すると迷う場合があるので、曽爾高原ファームガーデン(〒633-1202 奈良県宇陀郡曽爾村大字太良路839)から行った方が分かりやすいです。
公共機関
最寄のバス停は太良路ですが、曽爾高原まで徒歩で急な坂道を1時間ほどかかります。電車バスの往復乗車券と特典が付いた曽爾高原すすき散策きっぷが便利。夏は近鉄大阪線榛原駅から曽爾高原行きバスが便利です。