1890年(明治23年)に完成した水道橋。130年経った現在でも使われています。
史跡 琵琶湖疏水の長さは8390.4m。設計者は田邉朔郎工学博士。
そのうちの「水路閣」はレンガ造り・アーチ構造で、琵琶湖から京都への水の架け橋となっています。
- 延長 93.17m
- 幅 4.06m
- 水路幅 2.42m
ちなみに毎年「琵琶湖疏水感謝金」として京都から滋賀へ年間約2億3千万円が支払われているそう。
素晴らしい!!今じゃこんなの作れない(作らない)でしょうね。
アーチが連なる部分で人気の撮影スポット。私も1番隅で自撮り。
朝の空いている時間帯であれば、5分も待っていれば「誰もいないアーチ」が撮れるかと。
2008年(平成20年)には橋脚にひび割れが見つかり補修しています。大地震の時が怖そう。
木もぼろぼろ。
分電盤かな?これはさすがに使っていないっぽい。
橋脚の隙間には花が咲いていました。
水路閣の上の方
トンネルになっていて行き止まりでした。
この先は若王子橋(熊野若王子神社)→約2kmある哲学の道→銀閣寺参道へつながっています。
その横には最勝院があります。
駒大僧正を祀っていて奥の院があるそう。拝観無料。
ここまで来ると皆さん疲労が溜まるのか入っている人は見当たりませんでした。私もその1人。
琵琶湖疏水煉瓦工場跡
疏水工事で使われたレンガは約1400万個だそう。
御陵駅前に記念の石碑が設置されています。見たい!
アクセス
南禅院の敷地内にあります。
蹴上インクラインから行く場合

京都 蹴上インクラインと桜吹雪
上まで上がり田邉朔郎碑の横を通って、発電所の横にある細い階段を上がり、
立派な導水管を見つつ、
疏水側道を通り、
突き当りの階段を下りると(石碑あり。右に行くと粟田山陵・左に行くと亀山天皇分骨所※南禅院中)
煉瓦のアーチが見えてきます。