旧立山参道 三十三観音に思いを馳せる【立山参道の石塔並びに石仏群13番】

富山県 立山駅前にある「立山参道石仏十三番 近江国 石山寺 如意輪観音菩薩像」は、有形民俗文化財に指定されています。

かつては42kmもの立山参道があり、昔の人は1番の岩峅寺から33番の室堂の山頂にある峰本社まで徒歩で移動しました(信じられない)。立山参道を通る人のための道しるべ「石塔並びに石仏群」で古いものは文化8年(1811年)と記録されています。

この石仏は立山町岩峅寺の雄山神社前立社壇から、立山雄山山頂の峰本社まで、俗に十里半と言われる参道沿いに信徒によって奉納安置された石塔・石仏群の一つ(略)石山寺の二臂如意輪観音菩薩像の分霊像です。

もとは藤橋渡り際の高地に安置されていましたが、当時開拓に伴い現在のバスセンター裏手の御堂にいたのですが、2回の移転を経てここに安置されるようになったようです。

かつて徒歩で立山登山をしていた頃には、藤橋を渡った後、本格的な登山道にかかる直前に皆がこの石仏に登山の無事を祈ったと言われています。

三十三観音石仏

石仏の幾つかは行方不明となっています。15番の石仏も結構埋もれているようなので、年月が経ち「雪が積もっては溶け」を繰り返していくうちに埋もれていくのかも。

1番は行方不明

山中ではないのにとても不思議。流されたのかな…


出典:立山町ホームページ

2番から5番

国道6号線を中心にたどっていけばあります。
駐車場がある訳ではないので徒歩が無難。この辺りは平地なので比較的楽です。
詳細の場所に関しては「旧立山道:三十三観音:1・2番 | 風旅ブログ」さんが詳しく書いています。

6番から11番

富山側からだと電鉄「有峰口駅」で下車。写真を撮る場合は全部見るのに3時間くらいかかりそう。

出典:立山町ホームページ

11番、12番

消滅または不明。

13番

かつては千手ヶ原にあったらしい→藤橋渡り際の高地→バスセンター裏手の御堂→現在は立山駅前

14番

消滅または不明。

15番

材木坂にあります。ケーブルカーの横にある険しい道を登れる人だけが見つけられます。

16番

消滅または不明。

17番

美女平駅前からすぐのところにあります。

18番

消滅または不明。

19番

美女平ぶな坂。

20番

刈安坂。

21番

滝見台。

22番

桑谷。

23番

弥陀ヶ原にある立山荘の近く、八郎坂とバスが通る道路がぶつかったところにあるようです。
他にも石仏がたくさんあります。

24番

消滅または不明。

25番

弥陀ヶ原 弘法清水の近く。「清水」と言っても水はないです。

26番

追分。

27番

消滅または不明。

28番

弥陀ヶ原バス停付近。えー…あったんだ…

29番

鏡石前。

30番

天狗平山荘から少し行ったところにあります。元々の場所は違うらしい。

31番

立山博物館に展示されています。元々は室堂平にありました。

32番

室堂平の室堂山荘の近くにあります。近くまで行ったのに雪で分からず。

33番

近年 登山道から離れた場所で発見されましたが、入山禁止のため入れません。


出典:立山町ホームページの「立山道石造物マップ」

立山 登山道

登り口は、立山駅の裏手にある細い上り坂を通り「国立登山研修所」方面へ進むとあります。

出典:立山町ホームページ 歩くアルペンルートコースガイド

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